令和2年7月豪雨から1年。
私がこの地に移り住んで1年が過ぎました。最初来たときは「本当に何もない!えらいとこに来てしまった…!」と思っていましたが、バスを駆使しちょこちょこ出かけるようにしていました(とにかく市役所が車がないといけないところにある)。バスも一時間に一本あるかないかなので1時間半歩いて帰ったりとかザラでしたが、人吉の自然を満喫し始めていた時期でした。
あの日、豪雨は人吉のあらゆるものを壊し、流し、たくさんのものを奪っていきました。私も買ったばかりの冷蔵庫を寄付したり、お見舞金を夫の友人に渡したりと心ばかりのできることをやっていましたが、コロナによる圧倒的なボランティアの不足により未だ町はぼろぼろです。
電車も使えないし通行止めの道がまだ何本もある状況。壊れた家もまだそこかしこにあります。まだまだいろんな人助けが欲しい現状を知ってほしいし、忘れないでほしいな。